転職活動中の新人看護師さん必見!その2:『循環器外科』の看護師の仕事とは?

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循環器科は「大変そう」「難しそう」「辛そう」と、新人看護師にはあまり人気の無い診療科かもしれません。

しかし、あえて新人看護師のうちから循環器科で働くことで、学生時代の友人や職場の同僚たちより一歩成長できるかもしれません。

循環器科は、大きく「循環器内科」と「循環器外科」の2つに分かれています。

今回は、その中でも「循環器外科」の看護師の仕事内容について詳しく説明していきます。

循環器内科の仕事はこちらの記事で詳しく説明しているので、合わせて読んでみてください。

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循環器外科にはどんな患者さんがいるの?

循環器外科には、心臓や血管の手術を必要とする患者さんが入院します。

  • 虚血性心疾患
  • 大動脈瘤
  • 弁膜症
  • 静脈瘤

以上のような疾患を持つ患者さんが多くいます。

そのため、循環器内科と同様、入院患者さんは中高年の男性が多い傾向にあるでしょう。

一方で、循環器外科では小児の手術を行うこともあります。

「心室中隔欠損」などの先天性心疾患では、自然閉塞が見込まれる場合もありますが、心不全症状が重篤な患者さんには早急な手術が必要とされることもあります。

そのため、成人だけでなく、小児の観察ポイントや輸液管理といったスキルが必要です。

また、小児科との連携や両親へのメンタル的なサポートも循環器外科の看護師にとって重要な仕事でしょう。

循環器外科ナースの特徴的な仕事

手術前後のオリエンテーション

循環器外科では、開胸手術や血管バイパス手術など、大きな手術が行われます。

手術を受けるにあたって、患者さんに術前術後の細かな説明を行うのは看護師の役割です。

  • 同意書の記入依頼
  • 入院前の準備物品について
  • 手術前後の流れや注意事項
  • 呼吸や排痰の練習について
  • 家族への説明
  • 心臓リハビリテーションについて

受ける手術によって様々ですが、主にこのような内容を説明します。

また、単に手術前後のオリエンテーションを行うだけでなく、患者さんの不安な気持ちに寄り添えるようになると尚良いでしょう。

術後の全身管理

手術後には、早期離床を目指しつつも、慎重な全身管理が行われます。

例えば、以下のような観察・管理が行われます。

  • ドレーン管理
  • 手術創の観察
  • 合併症の観察
  • 心電図などの異常の早期発見

身体管理の他、胸腔ドレーンや心嚢ドレーンといったドレーン管理、IN/OUTバランスの観察など、命に直結する可能性が高いため、細かなチェックが行われます。

循環器外科の手術は術後の状態が安定しないこともあり、急変により再手術が必要になったり、ICUやCCUといった集中治療が必要になる場合も少なくありません。

どれだけ経過が良好な患者さんでも、常に「急変するかもしれない」という意識を持って働かなくてはいけないので、看護師にかかる精神的負担は大きいでしょう。

しかしそれ以上に、「患者さんの命を繋ぐ」というプロとしての役割で得られる達成感は大きいと言えるでしょう。

退院指導

退院後に患者さんらしい生活を送ってもらうために、患者さんと病院と二人三脚で退院指導を行っていきます。

特に、循環器科では、退院後の生活指導だけでなく、心臓の機能を少しずつ正常に戻すために『心臓リハビリテーション』を行っていきます。

心臓リハでは、リハビリ中に容体が急変することもあるため、モニターと患者さんの様子を注意深く観察し、細心の注意が必要です。

また、病院での退院指導と心臓リハだけでは、自宅に戻ったあと十分理解し実践していくことが難しいこともあります。

そこで、退院後も通院してリハビリを行ったり、体の不調を相談したりしながら、徐々に日常生活に戻っていきます。

看護師は、患者さんと医師の中継役となって、患者さんに合った退院方針を立て、実践していきます。

循環器外科と循環器内科の違いとは?どちらが自分に合っている?

「循環器外科」と「循環器内科」では、一般的な外科と内科の違いと同じく、外科は手術療法が中心で、内科は薬物療法が中心という違いがあります。

また、他の診療科と違い、内科でもカテーテル治療のような侵襲が少ない治療が行われることが循環器科の特徴の一つと言えます。

循環器外科も循環器内科も、観察眼やアセスメント能力がかなり鍛えられるでしょう。

また、どちらも他の診療科より多くの医療機器を扱うことになるため、医療機器への知識や取扱技術が上達するでしょう。

  • 人工呼吸器
  • 心電図(三点誘導/十二誘導)
  • 輸液ポンプ
  • シリンジポンプ
  • 除細動器

この他にも、さまざまな医療機器を使用する必要があるため、おのずと使い方や観察ポイントが身についていくでしょう。

自分には循環器外科か循環器内科のどちらが合っているかは、どういった看護スキルを伸ばしたいかによると思います。

循環器科のナースは、「冷静沈着」「注意深い」「勤勉」といった人が多いイメージです。

急変にも動じず、落ち着いた判断を下せる看護師を目指したい人は、外科と内科の治療内容や看護の特徴を比較して、興味のある方を選んでみても良いかもしれません。

まとめ

  • 手術前後のオリエンテーション
  • 術後の全身管理
  • 退院指導

循環器外科の看護師は、このような仕事を行います。

「循環器に興味はあるけど、どちらか一方を選べない!」という人には、循環器内科と循環器外科の混合病棟がオススメです。

どちらのスキルも身に付くため、循環器科全般を学ぶためにはうってつけの環境だと思いますよ♪

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